株式会社ジェイ・サイエンス・ラボ

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初心者のためのガスクロ講座番外編 第7回 炭化水素について

ガスクロは様々な気体を測定できる便利な機器です。その特性を生かして、最先端の研究で活躍しています。 ガスクロを使用した新技術の研究のひとつとして、炭化水素や触媒の研究があります。その炭化水素、触媒について簡単に勉強しましょう。
 

炭化水素 hydrocarbon

●メタン(CH4) methane
最も単純で基本的な炭化水素。自然界にもたくさん存在し、微生物の働きによって池・沼などから発生している場合もあります。ちなみに日本名は沼気(しょうき)です。
 

●プロパン(C3H8) propane
主に燃料用として使用されています。無色無臭ですが、燃料用には安全のためにおいが添加されています。
 

●エタノール(C2H60) ethanol
お酒の主成分。殺菌・消毒や燃料にも使用されます。
 

●エチレン(C2H4) ethylene
植物自体で生成し、成熟・老化等を促進する重要な植物ホルモンです。青いバナナを黄色く熟させる時にも使われています。
 

●アセチレン(C2H2) acetylene
酸素と混ぜて完全燃焼すると3,300度の超高温の炎を発するので工業用としてたくさん使用されています。
 

現在の我々の生活に欠かせない樹脂製品や燃料などは、すべて炭化水素と言えます。その多くは石油を原料としており、炭化水素、石油の精製技術の革新は我々の生活に大きく影響しています。
 
次回は炭化水素や石油の精製などに大きく係わる「触媒」について解説します。

 

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