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初心者のためのガスクロ講座番外編 第15回 燃料電池について その2

燃料電池のしくみ

燃料電池のしくみでよく例えられるのが「水の電気分解の逆」です。
水の電気分解とは、水(水酸化ナトリウムを溶かした水)に電極を2本差し込み電気を印加すると、それぞれの電極から水素と酸素が泡状になって発生する化学反応です。
燃料電池は水の電気分解の逆で、水素と酸素を使って電気を発生させる発電装置なのです。
 

 

燃料電池の重要な機能を持つ3つの部品を簡単に紹介しましょう。
・電解質
水素イオンだけが自由に移動できる膜です。電解質の材質によって、燃料電池の種類はいくつかに分類されます。次回講座で紹介しましょう。
・燃料極
水素を供給する側の電極です。陽極やアノードとも言われます。
・空気極
酸素を供給する側の電極です。陰極やカソードとも言われます。…燃料極や空気極は高い触媒機能を持った材質でないといけません。主に白金など、とても高価なものが使われています。


図1は燃料電池の基本的な構造ですが、発生できる電力は非常に小さなものです。このようなひとつだけの燃料電池のことを「セル」や「単セル」と言います。
図2のようにセルをいくつも直列に並べることで大きな電力を確保することができます。このようにセルをいくつも重ね合わせたものを「スタック」や「セルスタック」と言います。
次回は、燃料電池の種類について紹介していきます。
 

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