特長
JTF-20Aシリーズ
鋼材中水素測定システム
鋼材の遅れ破壊の原因である水素の挙動を調べることは、鋼材の水素吸蔵量の変化、環境からの水素侵入量等を知り、遅れ破壊を評価する上で、重要な要素となっています。本システムは昇温脱離分析法(TDA)によって、炉温度を低温から 高温領域まで一定速度で昇温し、温度変化とともに放出される水素量を、ガスクロマトグラフ法にて連続測定し、温度に対する水素放出量を解析するものです。
-
ガスクロマトグラフ法を用いたTDA法により微量水素の測定が可能です。
-
昇温速度、温度範囲等が任意に変更可能です。
-
温度-放出水素量をグラフおよび一覧表で表示します。
-
管状炉は開閉式で、取り扱いが容易です。
-
過熱防止装置により、安全対策は万全です。
-
水素以外の成分についても測定可能です。(オプション)