特長
LPガスの品質管理において重要となる残渣成分の測定において、新たな測定方式『GC法(気化濃縮法)』を採用した測定システムです。従来規格『蒸発残渣分試験法』で問題点となっていた長時間を要する測定、サンプルの多量消費、オペレータの熟練度、安全面の対策等が改善され短時間・簡単・正確・安全に行う事が出来ます。
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炭化水素成分(C10~C40の範囲の全量)をppm(mg/kg)レベルでの分析が可能
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試料導入時の容器開閉操作以外の自動化による簡易操作
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分析にかかる全行程(分析開始から次分析可能まで)およそ1時間
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1分析当たりの試料消費量は10~20g
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パソコンタイプのデータ処理にて分析結果から即時残渣分濃度の算出可能
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CGC-001と組み合わせる事で組成分析も対応可能
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日本LPガス協会規格の『※ガスクロマトグラフ法(気化濃縮法)』に則った測定方式(2022年3月に規格化)