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有機元素分析装置JM1001専用のオートサンプラーです。最大で49検体分の試料ボートがセット可能で、燃焼後の灰分をそのまま回収します。
Pregl-Dumas法を基本原理とした有機元素分析装置。
CN/HCNの機種選択により炭素と窒素の2元素、または水素、炭素、窒素の3元素を同時に測定できます。
個体から液体まで幅広い試料分析が可能となり、様々な分野で使用していただけます。前機種ではキャリヤーガスはヘリウムガス対応でしたが、新たにアルゴンガスに対応しました。
燃焼法 (改良デュマ法) 採用の大容量分析
試料形態は固体、水溶液を問わずに連続分析が可能です。
有機炭素分析と全窒素の同時分析も可能です。
分析時間はH・C・Nで10分
全炭素・全窒素/全水素の同時分析の場合,10分で分析が可能です。
有機炭素・全窒素同時分析での分析時間も同様です。
自動ガス漏れ診断機能
装置内蔵のデジタル圧力計でガス漏れを検知し、漏れ箇所を診断します。
灰分回収
横型燃焼タイプにより、残渣物は試料ボートで回収します。燃焼経路に灰分を残しませんのでクリーニングが不要です。
キャリヤーガス切替機能
機種にヘリウム/アルゴンガスを接続することで技術サポートの訪問なしで簡単に切替可能。
測定元素
JM1001CN: 炭素・窒素
JM1001HCN: 水素・炭素・窒素
測定方法
自己積分方式(ピストンポンプを使用)
測定精度
絶対誤差±0.3%以内(ヘリウム)
絶対誤差±0.5%以内(アルゴン)
試料量
有機物 最大500mg
無機物 最大1000mg
測定範囲(ヘリウム)
水素: 0.02~10mg(JM1001HCN に限る)
炭素: 0.2-125mg
窒素: 0.02-12mg
分析所要時間
1検体あたり10分(ヘリウム)
1検体あたり12分(アルゴン)
(上記は標準条件。延長や短縮は可能)
測定範囲(アルゴン)
水素: 0.1~10mg(JM1001HCN に限る)
炭素: 0.1-125mg
窒素: 0.1-12mg
試料ボート
ニッケル製 長さ100mm
(オプション:高耐久性セラミック製を選択可能)
検出器
熱伝導度検出器(TCD)
タングステンフィラメント 60Ω 4素子
PCアプリケーションソフトウェア
分析装置の制御、操作、データ処理、自動の立ち上げ/停止が可能
専用ソフトウェアであるデータ処理ソフトウェア+にて二次式にも対応
PC(パーソナルコンピューター)
Windows OS 10, 11対応(professional)
分析の印刷・プリンター
WindowsOS対応プリンターと連動可能
(インクジェットプリンターは標準付属)
PC通信
RS232Cによる相互通信 (Serialポート)
税制改正の対応
中小企業経営強化税制・固定資産特例に対応
オートサンプラー
連携することで、無人の自動運転が可能 (オートサンプラーは別売のJMA1001が対応)
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