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第二技術部 日常の仕事「普段の分析」 (JM11編)

こんにちは、JSL 第二技術部の UENO です。

突然ですが、当社の魅力発信ブログに「第二技術部 日常の仕事」の連載を開始させていただくことになりました! よろしくお願いします。

「ジェイ・サイエンス・ラボでは、どんな仕事をしているんだろう?」という気持ちを抱いたリクルートの方に向け、すこしでも参考になれば技術部一同うれしく思います。

さて、今回は「第二技術部 日常の仕事」のひとつから「普段の分析」をご紹介します。第二技術部の主な仕事のひとつに「元素分析装置の分析」というものがあります。(第二技術部は、元素分析装置を取り扱う部門です。「事業を知る」参考)

化学の中でも元素分析は、あまり馴染みがないかもしれません。少し古い海外ドラマですが「CSI:科学捜査班」に出てくる癖のある才女 Sara Sidle の特技として紹介されていたりします。

今回は、第二技術部で開発・調整を行っている「(有機微量)元素分析装置 JM11」の分析を簡単に紹介したいと思います。ちなみに、JM11 は、第二技術部を代表する分析装置のひとつです!!

元素分析装置 JM11 の分析

(詳細は「製品一覧 – JM11」参照)

まず、元素分析装置は、なにをするモノか? というと、炭素・窒素・水素を同時に分析(定量)します。元素記号を使って CHN 分析や HCN 分析のように呼ぶこともあります。

加えて JM11 は、微量の(すくない)試料を分析する装置なので、主に薬品のような化学合成品を分析することが多いです。(逆にゴミなどの混合物の元素分析は、試料量をより多くとれる装置を使って分析します)

なんらかの試料を分析するためには、「試料ボート」と呼ばれる小さな容器に試料を入れて、(重さをはかる)秤量を行います。(試料ボートは、下の写真のようにピンセットでつまむほどに小さいです!)

この試料ボートの中に、およそ(標準試料だと)2mg ほどの試料量を目安に量り取ります。(つぶの細かい食卓塩だと約10粒ほどで 1mg です)試料を量るときに使用する天秤は、(現在だと)ウルトラミクロと呼ばれる 0.00001mg まで読み取れる精度の高い天秤がよく利用されるようになりました。

今でこそ秤量の作業に慣れましたが、はじめのうちは手を震わせながら、一つ一つ量っていました。(一日20個以上の試料ボートを秤量することもあります)

(秤量の雰囲気)

分析結果(データ処理)

秤量を終えたら、分析装置に試料ボードをセット(搭載)して、あとは結果が出るのを待ちます。(自社の元素分析装置は自動分析できます!)分析したときのデータは下図のような信号(波形)になります。

この信号から、水素・炭素・窒素の量を(自社の分析用ソフトウェアが)自動計算します。(昔はもちろん手計算の時代もありました)

分析装置が調整段階だと、社内基準を満たした精度の分析データを取得することで、晴れて出荷できる装置として認められます。基準を満たすことができなかったときは、原因を考え、調べて、何度でも(品質管理のための)再分析が必要です。

今回は、「第二技術部 日常の仕事」から、「元素分析装置 JM11 の分析」をご紹介しました。第二技術部の次回掲載では、「元素分析装置 JM1001 の分析や調整」についてご紹介させていただきます。(そのほか、技術サービスなどについても紹介させていただきます!)

今後とも当社の魅力発信ブログをよろしくお願いします!🤲